2月22日石川県珠洲市でボランティア活動をさせていただきました。
経緯 三浦代表がおおさか災害支援ネットワーク(OSN)の 研修会で知り合った、BIG UP大阪の松本代表に案内をお願いしたことにより実現
BIG UP大阪とは一般社団法人ビガップ石巻の姉妹団体である。
ビガップ大阪 (1) Facebook
ビガップ石巻は物資の支援をしており、ビガップ大阪は入浴支援シャワップを開設
被災者や災害ボランティアの入浴を支援。
珠洲市は断水しており入浴などが困難となっています。
金沢市内に朝6時にビガップ代表松本氏と合流して珠洲市へ向かう
輪島市内への案内も鑑みてくださいましたが当日の天気とスケジュールの関係で珠洲市へ向かいました。 道中山道を抜ける際に雪があり雪に慣れていない我々には少々不安があった。穴水あたりに来ると景色がかわり倒壊している建物が目に入ってきた。
道路状況も悪く自衛隊の車や警察車両も多く見かけました。
当初金沢市内から珠洲市まで4時間ほど予定していたが、3時間ほどで到着雪が少なかった為、珠洲市内に入るとさらに倒壊した建物が多くみられました。
ビッガプ大阪の拠点
BIGUP大阪さんの入浴援助の方法を伺う
・1名(お子さんと一緒に利用される方もいらっしゃる)30分間 9時から21時まで提供
★自衛隊は15分/人
お体の不自由な方にとっては介助が必要なので少し厳しい面もある。
提供をしているシャワーで1か月ぶりに入浴をされた方もいたとのことです。
・湯温と水圧は十分 (実際にシャワーをだしてもらい体感)
・髪の毛を乾かすドライヤーの使用の場所として数メートル離れたクリーニング店が場所を提供してくださっているとのこと
・給湯器の電源はお隣の家が提供
(今後は電源をBIGUP大阪さんで賄う予定とのこと)
・シャワーに使用する上水は市から提供
*当団体ではビガップ大阪様と協力をして次回シャワーをお借りして
犬猫のシャンプーやトリミングを行う予定となっております。
シャワーの前にはストーブもあり入浴後寒くないようにしています。
また金沢市から手作りのお菓子などを提供してくれる団体さんもありました。
当団体ではこちらの入浴支援を利用する方でペット用品が欲しいとのお声がありましたので
物資の一部をビガップ様のコンテナに預けさせていただきました。
その他人用のタオルも寄付をさせていただきました。(河内長野市有志寄付)
ビッガップ拠点から徒歩5分の所に飯田公民館と言う避難所がありそちらではペット同行・同伴避難をされていました。(真ん中画像緑のテントです。)
日本レスキュー協会さんがご支援をしていました。https://www.japan-rescue.com/
飯田公民館の駐車場ではペットの一時預かり所もありました。
こちらはピースワンコジャパンさんが運営をされていました。
仕事が始まっている方もいらっしゃるので多くの方がペットを預けていました。
犬用のコンテナと猫用のコンテナは別々になっています。
午後からは珠洲市立正院小学校を訪問させて頂きました。
一組の方が同伴避難をされていました。 下駄箱とダンボールなどで簡易的に作っています。飯田公民館に避難を勧めたみたいですが、家の近くが良いとの事でこちらにいらっしゃられるそうです。
飯田公民館では炊き出しなどの調理風景はみませんでしたがこちらでは見受けられました。
コチラの方では物資の方は足りているみたいでした。
カテキンが感染症に有効との評判をうけ緑茶を求める被災者が多く、緑茶が無くなっているので、緑茶のペットボトルがあれば欲しい、ヤクルトといった乳酸菌飲料が欲しいといった声も上がっているとのことでした。
珠洲市立正院小学校をあとに蛸島小学校に向かいました。
蛸島小学校付近の映像 ショッキングな映像が流れますのでご注意下さい。
避難所運営の方や避難者の方にお話をうかがえることが出来ました。
現在小学校内には同伴避難者はいませんでした。
猫を車で飼育している方がいらっしゃいましたがご夫婦は小学校で避難生活をされたいます。猫友達の方もいたのですが、数日前に猫3頭を連れて富山に移転したみたいです。
その他2人の方にお話を伺いどちらもペットを飼育していたみたいですが、家族と一緒に金沢の方に避難をしているみたいです。
この辺は石川県の先端部の漁師町で普段から猫なども多かったみたですが、野良猫などは今はどこにいったかわからないとおっしゃっていました。
こちらの小学校では車で猫を飼育している方に猫のトイレやフードペットシーツ、水のいらないペット用シャンプーなどをお渡しさせて頂きました。
避難所ではこういった情報も発信していました。 こういった事があるので、2次避難なども安心して出来ないんでしょうね。
蛸島小学校で被災された方のお話を伺うとほんとうに言葉がでませんでした。
3度も地震に遭われもうこれ以上家の再建などは無理とおっしゃっていました。
また周辺地域では倒壊建物も多く上下水の断裂や道路の整備が追いつかないので中々復興まで厳しいだろうとおっしゃっていました。
ただ私達のような団体でも被災地を気にかけてきて下さることはうれしいとおっしゃっていました。
22日珠洲市のご報告 23日別途作成予定 次回3月11日訪問予定
私達の団体では何が出来るかわかりませんが、微力ながらでも被災地に寄り添って活動をしていきたいと思います。
今回物資を提供してくださいました皆様、ご協力ありがとうございました。
ナラネコbySINPLE様
山猫座 様
中田防災様
株式会社アジル 様
ドッグサロンOHANAのたくさんのお客様
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